男性型脱毛症(AGA)治療前に覚えておくべき知識とは

男性型脱毛症の原因や治療法など基礎知識を紹介

男性型脱毛症(AGA)診療ガイドラインとは

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“男性型脱毛症(AGA)診療ガイドラインとは、日本皮膚科学会が作成しているもので、その名前のとおり男性型脱毛症(AGA)の診療方法のガイドライン、日本語で言うと方針とか指針などと言う言葉になりますが、それを医師向けに示したものです。脱毛に関すること、毛髪に関することは、毛が皮膚から生えているもの、皮膚の付属器官の一つであると考えられていることから、日本皮膚科学会がこのようなガイドラインを取りまとめて作成しているのです。

このガイドラインは、お医者さんが男性型脱毛症の患者さんを診察し、治療しようとしたときに、どういう治療薬が適切と考えられるのか、その推奨度とともに示したものです。もちろん学会として示したものですから、思い込みやどこかの製薬会社からの圧力などが極力入ってこないように、現時点でどのような科学的根拠があるのかに基づいて判断し、記載されています。科学的根拠とはすなわち学術論文のことで、過去に多くの研究者が男性型脱毛症の治療について研究を重ねてきた結果を論文の形にしたものです。このような論文はきちんとした科学的な手法に則って行われることが当然必要ですし、またその論文は発表される前には専門家による査読というものを受けなければなりませんし、発表され広く公開された後には、その結果が画期的な、人目を引くものであればあるほど他の研究者によっても検証され、間違いとかたまたまの結果ではなかったかどうかが確認されることになります。

このような多くの研究者たちの研究成果の積み重ねが数多くの論文として公表されているわけで、こういった多くの論文をしっかりと確認していくことによって、どのような治療法にはどのような根拠となる論文が発表されているのか、あるいはほとんど論文などなく、極端な話、巷の噂レベルに過ぎないのかが分かってくるわけです。もちろん世の中は科学が全てではないかもしれませんが、学会としては当然科学的な知見を全てとして作成したものだということです。さらには、これはあくまでも現時点で分かっているものを元に皮膚科学会が判断したものであって、皮膚科学会が見落としているような論文があるかもしれませんし、もちろん今後何か新たな発見があるかもしれず、何か画期的な新薬が開発されたりすれば当然治療法の優先順位付けは変わってくることになります。

このようなこと、つまり意味合いとその限界を念頭においた上で、このガイドラインを見てみますと、様々な治療法、治療薬について、現時点での科学的根拠がどれくらいあるかによって、4段階、細かく言えば5段階でその推奨度を分類しています。最も推奨レベルが高いのはAランクです。これは、その治療法を行うことが強く勧められるというものです。要は、その治療法が有効であると示すような、しっかりとした研究に基づく論文があるということです。次はBランクで、行うよう勧められるとされています。これは、有効であると示すような論文はあるけれども、Aランクに比べるとその研究内容の質が劣るようなものです。続いてCランクですが、これは細かく言うとC1とC2に分けられています。C1は行うことを考慮しても良い、C2は根拠がないので勧められないというレベルです。最後にDは、行わないように勧められるということで、無効あるいは有害であることを示すような論文があるとなっています。さて、ではこのガイドラインではどういう治療法がどういうランクに位置づけられているかというと、フィナステリドとミノキシジルは両方ともAランクです。というかAランクに位置づけられているのはこの2つだけです。次にBランクとされているのが実は植毛であり、AランクとBランクはこれらだけなのです。

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