男性型脱毛症(AGA)治療前に覚えておくべき知識とは

男性型脱毛症の原因や治療法など基礎知識を紹介

グラクソ・スミスクライン社からAGA治療の新薬「ザガーロ」が発売

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「ザガーロ」とは、デュタステリドを有効成分とするAGA(男性型脱毛症)で、イギリスに本社のあるグラクソ・スミスクライン社(GSK)が、2015年9月28日に厚労省から製造販売承認を取得した医薬品で、剤型はカプセル錠で、5α還元酵素Ⅰ型とⅡ型阻害薬である「ザガー ロカプセル0.1mg」「ザガーロカプセル0.5mg」の2種類となっています。おもな効能や効果は、「男性におけるAGA(男性型脱毛症)」として承認を取得しており、臨床試験においても、発毛の評価指標として設定された毛髪の数の増加や、育毛の評価指標として設定された硬毛数および、毛髪の太さの増加など、AGA(男性型脱毛症)に対する効果がはっきりと確認されている製品です。

 

AGA(男性型脱毛症)とは、思春期以降の男性にみられる薄毛や脱毛の症状で、前頭部と高等部の毛髪が細くなっていき、徐々に進行をしていくため、次第に額の生え際部分から後退して、頭頂部の毛髪がなくなってしまうという特徴がみられます。薄毛や脱毛の症状だけですので、とくに命に危険が及ぶような疾患ではないものの、やはり見た目を気にする男性も多く、薄毛に悩む男性の多くは心理的なストレスを抱えている方が多いと言われており、育毛剤や発毛ローションなどの外用薬のほかにも、内服薬などによる薄毛治療を望んでいます。「AGA(男性型脱毛症)」の男性の薄毛や抜け毛の原因には、男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)が深く関与していると言われており、ジヒドロテストステロン(DHT)が発生することで、髪の毛の根元にある毛乳頭のなかで男性ホルモンレセプターと結合します。男性ホルモンレセプターが結合することで、髪の毛を造る毛母細胞に対して、「髪の毛を作るな」という命令を出してしまう、これがAGA(男性型脱毛症)になってしまう原因であるとも言われています。

 

グラクソ・スミスクライン社「ザガーロ」の有効成分であるデュタステリドは、そもそも薄毛治療のために開発されたのではなく、前立腺肥大症の治療用成分として開発された成分でしたが、デュタステリドには、5α還元酵素(5α-リダクターゼ)を阻害することで、ジヒドロテストステロン(DHT)を抑制させる効果があり、前立腺肥大症も同様にジヒドロテストステロン(DHT)が原因となって発症しますので、両方の症状に対して効果があるということが分かったのです。AGAの原因であるジヒドロテストステロン(DHT)を生成するのに必要不可欠とされる5α-還元酵素(5α-リダクターゼ)を阻害することで、DHTの生成を抑制して「AGA(男性型脱毛症)」を改善させる効果があります。この5α-還元酵素(5α-リダクターゼ)には、Ⅰ型とⅡ型があり、従来の治療薬ではⅡ型しか抑えることができなかったのに対して、デュタステリドはⅠ型とⅡ型両方の働きを抑えることができるため、ジヒドロテストステロン(DHT)の生成をより強く抑制させることができることから、高い効果が期待されているという点が最大の特徴となっています。グラクソ・スミスクライン社「ザガーロ」の用法・用量は、「男性成人には、通常、0.1mgを1日1回経口投与し、必要に応じて0.5mgを1日1回経口投与します」となっていますが、0.5㎎の発毛効果が高いことが分かっており、副作用に関しても0.1㎎と0.5㎎では差がないことが分かっていますが、基本的には0.5㎎を服用することが主流となり、カプセルの効果はとくに食事の影響を受けませんので、食事に関係なく1日1回、ご自身の都合に合わせて、24時間おきを目安に服用すれば問題はないでしょう。

ファイザー株式会社からフィナステリド錠のジェネリック医薬品が発売

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男性型脱毛症に効果のある治療薬として世界的に処方されている「フィナステリド」のジェネリック医薬品(後発医薬品)がファイザー製薬の日本法人であるファイザー株式会社より製造・販売を開始するというニュースがありました。

 

なお、ある分野において初めに出した薬である先発医薬品は特許を出願し、それが認められると20年は開発メーカーが独占的に製造・販売することができるという世界的な法律があります。というのも、新薬を開発するにあたり、予期しない副作用の発現や、効果の不安定性、既存薬との効果の差異が出ないなどの検証するにあたって莫大な時間を要する不確定要素やリスクが多く、製薬会社は何百億という費用を新薬の研究や試験に費やす必要があります。

 

そして、いざ完成まで漕ぎ着けて発売した薬で、他社が化学構造だけ真似して安い薬を販売してしまうと、新薬を開発した会社に利益が出ないだけでなく研究・試験費用の回収さえも出来ない莫大な赤字を抱えてしまう状態になってしまいます。また、そんな状況になると、そもそも新薬を開発・研究する製薬会社が無くなってしまい医療業界の後退が危ぶまれてしまいます。しかし、未来永劫その薬の利益を独占してしまうと、進歩や革新が生まれなくなってしまう為、20年という期間を設けているようです。ちなみに薬の特許には薬そのものの特許である「物質特許」、疾患への有効性(効果・効能)の特許である「用途特許」、製剤する際の工程の特許である「製剤特許」、有効成分のアイデアの特許である「製法特許」の4つがあり、それぞれ特許申請出来る時期が異なり、一概に薬の「物質特許」承認から20年という訳ではありません。

 

その特許が切れた後に、厚生労働省の承認を得て先発医薬品と同様の効果が認められるという薬がジェネリック医薬品(後発医薬品)といいます。ジェネリック医薬品(後発医薬品)は先発医薬品のように何百億という費用を研究や試験に費やす必要がありませんので、必然的に先発医薬品よりも価格が安くなります。

 

ファイザー株式会社から今回発表された「フィナステリド」のジェネリック医薬品も現在価格は未定ですが、標準先発品名としてMSD製薬のプロペシアがありますので、恐らくそれよりは多少安価になり、手に入りやすい状況になるでしょう。ちなみにファイザー株式会社のフィナステリド錠のジェネリック医薬品の詳細をみていくと、今回は(フィナステリド錠0.2mg「ファイザー」)と(フィナステリド錠1mg「ファイザー」)という名称の2種類が販売されます。なお、販売名は「有効成分+その含有量+社名」という厚生労働省により定められた後発医薬品に関しての命名方法がありますので、それにならって薬の名前が付けられています。

 

なお、(フィナステリド錠0.2mg「ファイザー」)は28錠入り(PTP包装14錠入りシート2枚)の1種類、(フィナステリド錠1mg「ファイザー」)は28錠入り(PTP包装14錠入りシート2枚)と、140錠入り(PTP包装14錠入りシート10枚)と90錠(瓶)の3種類が発売されます。なお、PTP包装とは錠剤を表から強く押すと裏から飛び出るPTP(press through pack)のシートのことで、プロペシアの包装材と同様のタイプのものを利用しています。

 

その他のファイザー株式会社から発売されるフィナステリド錠のジェネリック医薬品の詳細の一部を抜粋します。より詳細が確認したい人はファイザー株式会社の公式ホームページで確認してみて下さい。

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■薬効分類名:5α-還元酵素II型阻害薬、男性型脱毛症用薬
■有効成分:フィナステリド
■添加物:無水乳糖、アルファー化デンプン、結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウム、軽質無水ケイ酸、ポビドン、ジオクチルソジウムスルホサクシネート、マクロゴール400、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、マクロゴール6000、黄色三二酸化鉄、三二酸化鉄
■直径:7.2mm
■厚さ:3.3mm
■重量:129mg
■禁忌:
・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
・妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人[「重要な基本的注意」、「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」
■用法及び用量:男性成人には、通常、フィナステリドとして0.2mgを1日1回経口投与する。なお、必要に応じて適宜増量できるが、1日1mgを上限とする。
■用法及び用量に関連する使用上の注意:3ヵ月の連日投与により効果が発現する場合もあるが、効果が確認できるまで通常6ヵ月の連日投与が必要である。また、効果を持続させるためには継続的に服用すること。なお、増量による効果の増強は、確認されていない。
本剤を6ヵ月以上投与しても男性型脱毛症の進行遅延がみられない場合には投薬を中止すること。また、6ヵ月以上投与する場合であっても定期的に効果を確認し、継続投与の必要性について検討すること。

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当たり前ですが、凡そプロペシアと変わりはありません。また、気になる血漿中フィナステリド濃度も24時間で限りなく「0」になり、対外に排出されるために副作用が気になったら直ぐに服用を停止すればプロペシア同様に、ファイザー株式会社のフィナステリドも問題がないと考えられます。

 

なお、病院から処方が開始されるのが2015年4月6日頃を予定しており、発売日に向け世間の注目度が高くなっていくでしょう。

増加推移にある男性型脱毛症に悩む人の人口とは

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昔はある程度年齢の行った男性に多く見られていた薄毛や抜け毛の悩みは、近年では男性だけでなく、女性にも多く見られるようになっており、さらに若年層で薄毛に悩む人も見られるようになってきました。以前は加齢によるものと考えられていた薄毛も、研究によってホルモンバランスの乱れが引き起こす男性型脱毛症である人が多くなっており、全国で約1,260 万人がこの症状を発祥しているといわれています。

 

日本人の人口が1億2000万人程度ですから、総人口で計算すると約10人に1人が男性型脱毛症に悩んでいると考えられます。更に、男性型脱毛症の症状が出やすい成人以上の男性に絞ると、8割以上の人が髪の毛に対しての悩みを抱えたことがあるという計算で、もはや悩みやコンプレックスという点で最も多い症状が男性型脱毛症といえます。

 

なお、AGAに悩む人は増加推移をたどっており、今後も増えるといわれていますが、その原因は近年の欧米化した食生活や、不景気、人付き合いや仕事に関するストレス、睡眠不足などによるホルモンの乱れが大きいといわれています。ホルモンバランスが乱れることにより、男性ホルモンの分泌量が増加した結果、そのホルモンの一部が毛髪に進入して、別の物質に変化してヘアサイクルを短くして抜け毛を促進させたり、成長や再生を阻害して、いつまでたっても細く抜けやすい髪の毛しか育たなくなります。特に気をつけたいのが、男性ホルモンの分泌量が活発な若年層で、限りあるヘアサイクルの回数が、サイクルを早めることによってすぐになくなってしまい、どのような薄毛治療をしても新しい髪の毛が生えてこなくなるという危険性があります。薄毛は早期治療が鍵となる理由もここにあります。

 

なお、発祥しているのがおよそ1,260万人であるのに対し、薄毛を気にしている人が約800万人、通院や何らかのケアを行ったことがある人は約650万人となっており、全体の半数近くはそのまま何もせずに放置しているという統計です。一昔前は「薄毛が治る薬が開発できたらノーベル賞」などという話もありましたが、今や日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドラインの発表により医学的なエビデンスを基に薄毛を改善出来る時代が来ており、AGA治療は飛躍的な進歩を遂げています。

 

実際にこういった薄毛の症状に悩む人とはどういった層が多いかというと、ケアをしている人の内大半は男性で、女性の場合には男性ホルモンによる薄毛という症状に自分を当てはめるケースが少ないことが良く分かります。しかし、男女関わらず男性ホルモンの分泌は行われてますし、ストレスや加齢、乱れた生活習慣などから、本来は育毛や発毛を誘発する女性ホルモンの分泌量が減少し、発毛を阻害する男性ホルモンが分泌されることによって、男性型脱毛症と同じ原理で発祥する女性男性型脱毛症と呼ばれるFAGAにかかっている人は少なくありません。近年では、男女関係なく気軽に通うことができるクリニックも増えていますし、一部男性しか利用できなかった治療がありましたが、その大体方法として色々な治療法が確立されていますので、毛母細胞の分裂回数が残されているうちに、早めに治療を受けて、いつまでも健康な髪の毛を維持できるように気をつけましょう。
経済的な理由や立地条件などから、クリニックや発毛サロンでの治療が受けにくいという人の場合には、自分である程度ケアをする方法もあります。そもそも、この症状はホルモンバランスの乱れが大きく影響していますので、女性の場合は生活習慣や食生活を整えて、リラックスする環境づくりをするだけでも症状が軽減されることがあります。また、女性ホルモン様のサプリメントを摂取したり、市販のヘアケア製品を使って頭皮の血行を改善させるなど、少なくとも今の状況よりも髪の毛を育ちやすくする環境に変えていくことは十分可能です。しかしながら、男性の場合は男性ホルモン(テストステロン)の量も多く、サプリやストレスケア、育毛剤やスカルプシャンプーなどで抜け毛が解消する確率はごく僅かですので、本気で薄毛を解決したいのであれば多少無理をしてもまず病院へ足を運ぶことをおススメします。

 

男性型脱毛症に悩むの人口の割合は9~10人に一人という割合で発祥していますので、決して人事ではありません。気になりだしたらそのままにしておかずに、早めにクリニックで検査やカウンセリングを受けて、自分でできる対処をしたほうがよいでしょう。近年では、AGAの症状に関する最新型の再生医療も導入されており、費用も時間もかかりますが、発毛効果は非常に高いといわれており、もはや薄毛は治らない症状ではなくなりつつありますので、髪の毛の分裂回数が残っているうちに適切な処置を行いましょう。

病院がおススメの男性型脱毛症の医学的根拠に基づいた治療方法とは

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男性型脱毛症はAGAとも呼ばれている症状であり、AGAとはandrogenetic alopeciaの略称です。また世間で「男性型脱毛症」や「AGA」という言葉が普及する以前は「壮年性脱毛症」とも呼ばれていました。前頭部から頭頂部にかけての部分が徐々に軟毛化(ミニチュア化)して、薄くなるという症状が特徴で、男性ホルモンのテストステロンをDHTに変換する5α還元酵素がこの部分の毛根に存在している事が集中している理由です。またDHTの物質を受け取るレセプター部分をアンドロゲン受容体といい、毛乳頭細胞中に存在します。

 

DHTは、男性らしい肉体的特徴を形成するために生産される物質であり、特に男性性器の形成に関与していますが、前頭部から頭頂部に、これに対しての感受性毛包が存在している場合は、毛乳頭細胞のレセプターであるアンドロゲン受容体と結びつき、毛母細胞の増殖が抑制されて毛の成長期が短縮される事になります。成長期とは、頭髪が1ヶ月に1cm前後成長する時期であり、通常であれば3~5年程度継続するのですが、これが短縮される事で成長途上で抜け落ちてしまうようになり、成長前の細い毛や短い抜け毛の増加や頭髪が中々長くならないという自覚がAGAの初期の段階での典型的な症状です。

 

テストステロンの分泌は思春期以降に急激に増加するので、AGAの発症もこれ以降となり、生命に直接影響を及ぼす症状ではありませんが、外見のイメージを大きく変えてしまい社会的に影響を受けてしまうので、エステやサロンを含めて様々な民間療法が考案されています。しかしながら、その民間療法はエビデンスや医学的根拠のあるものでは無く、ヘッドスパやレーザー照射など効果の有無が不確かなものが有象無象世に溢れている為、一向に薄毛が改善しないなどのトラブルが頻発する事態になりました。

 

この様な状況を改善するために作成されたのが、医師が設立した日本皮膚科学会による男性型脱毛症診療ガイドラインであり、エビデンス根拠のレベル分類と推奨度の分類基準により、AからDまでの5段階にランク付けが行われています。正確な情報を提供する事により、標準的治療法を促進する事を目的としています。このガイドラインで最も高い評価を得ている治療方法とは、プロペシアの内服とミノキシジルの外用で、男性型脱毛症治療において治療として行うよう、強く勧められるという意味の推奨度Aに分類されています。この様な評価を受けた理由は、有効性を示すシステマティックレビューと良質なランダム化比較試験が確認されており、症状の進行を防止する効果と健康的な状態を維持する安全性の高さが確認されているからです。

 

プロペシアは、5α還元酵素阻害剤とも呼ばれ、テストステロンから5α還元酵素により代謝されて生産されるDHTを抑制する作用がある薬で、内服薬という事で飲む育毛剤と表現されるケースも見受けられますが、頭髪を育てる様な成分は配合されてはおらず、前頭部から頭頂部を軟毛化させる根本的な原因物質を抑制する事により、自然なヘアサイクル状態回復をさせるという結果につながります。

 

なお5α還元酵素はⅠ型とⅡ型の2種類が存在し、Ⅰ型が全身の毛の毛乳頭細胞に存在しており、Ⅱ型は男性型脱毛症の症状で顕著に髪が脱毛を起こす頭部の頭頂部のつむじから、生え際の前頭部の毛乳頭細胞に存在していることから、5α還元酵素のⅡ型が男性型脱毛症を引き起こすことに強くかかわっていると考えられています。なお、MSD製薬から発売されているプロペシアは5α還元酵素のⅡ型を阻害する薬です。なお、5α還元酵素のⅠ型とⅡ型の両方を阻害する薬として「ディタステリド」がありますが、プロペシアと比べても男性型脱毛症の治療効果はあまり変わらないにも関わらない臨床データがあり、また、副作用がプロペシアに比べて高い確率で出る可能性が高いことから、日本の病院では薄毛治療として「ディタステリド」は処方されていません。ただ、お隣の韓国を含め一部の海外諸国では「ディタステリド」を男性型脱毛症治療薬として、国で許可をしている地域もあります。

 

また、 厚生労働省からもプロペシア(PROPECIA)(男性型脱毛症用薬)に関する注意喚起についてと呼びかけがある通り、プロペシアは男性限定の薬で世界的に女性の服用は禁止されています。プロペシアにより妊婦のホルモンバランスが崩れるとお腹の赤ん坊に悪影響を及ぼし、正常な発育が出来なくなってしまう場合がありますので、取扱いには十分注意が必要です。

 

そしてプロペシアの副作用も注意が必要ですが、国内の臨床試験データから胃部不快感、性欲減退などが6%認められているもののプラセボ(効果の無い偽薬)の錠剤の副作用と同程度ということもあって、あまり気にする必要がありませんし、性欲減退はテストステロンが密接にかかわるのですが、プロペシア自体はテストステロンが5α還元酵素に代謝されDHTになるのを阻害する薬ですので、テストステロン自体の分泌量には何ら影響が無い状況や体のメカニズム的にも因果関係は極めて低いといえるでしょう。

 

一方のミノキシジルは、血管拡張剤としてアメリカで30年以上前に開発された成分で、毛乳頭細胞と毛母細胞の両方を活性化させる事により成長因子(グロースファクター)の分泌を促し発毛自体を促進させるので、プロペシアとは治療法の違いがあります。AGA以外の脱毛症に対しても効果的であり、特に頭頂部の薄毛に対して非常に有効です。日本ではOTC医薬品として「リアップ」という品名で販売されています。また、AGA治療専門の病院ではミノキシジルを育毛剤の様に皮膚吸収させた場合には、吸収率に限界がある為、本来の血管拡張剤として利用されていた内服薬タイプで処方する病院が増えてきています。

 

なお、ミノキシジルにも副作用があり、頭髪だけではなく全身の体毛が濃くなるケースが報告されており、女性は非常に気を使う部分なので注意が必要です。また血圧を下げる作用も出る場合があり、倦怠感や眠気などを訴えるケースもありますが、飲み続けることで体が慣れ感じにくくなる傾向があります。なお、既に血圧の疾患や肝臓の障害がある場合には、ミノキシジルを飲むことで、悪影響を及ぼす場合がありますので、必ず医師に事前に相談してください。

 

これらの医学的根拠が認められている治療が行われているので、AGAに対しては病院がおススメです。自由診療に分類されているので、健康保険が適用される事がないために病院ごとに値段の違いがあり、適切な内容を選択するためにはインターネットの比較ランキング等を参考にした上での事前の比較検討が必要となります。医学的根拠に基づいた治療を受るという事は、薄毛を改善するために確実で効果的であるという事と共に、副作用に見舞われる危険が少ないので良好な健康状態をキープできるので安全性においても良好であるという事や費用を抑止する事が出来るので経済的に受けるダメージも少ない等、様々なメリットを得る事につながり、長期的な治療を受けるにあたって必要不可欠です。

 

ただ、上記の治療薬にも例外があります。男性型脱毛症のメカニズムに密接に関わるヘアサイクル(毛周期)にも、凡そ生え変わりが50回程度といわれており、男性型脱毛症が進行して本来4~5年で生え変わっていた髪の毛のサイクルが1~2ケ月と生え変わりが加速し、限界の回数を迎えると毛乳頭細胞の分裂が停止し髪が一切生えてこない状態になります。そうなると、プロペシアやミノキシジルなどの効果が認められている内服薬を利用しても、髪が生えてくることはありません。その場合には、植毛やカツラ・ウィッグなどに頼るという選択肢しか無くなってしまいますので、男性型脱毛症(AGA)の治療は早期の気づきと、早期の治療開始が非常に重要な要因であるといえます。

 

なお、男性型脱毛症の進行状況は「ハミルトン・ノーウッド分類」という図式がありますので、それで自分の進行状況を確認出来ますので、心配な人はチェックしましょう。また女性のFAGAの場合には、ルードヴィヒ分類という別の薄毛進行状況を確認する分類手法があり、同じDHT由来の脱毛でも症状の発現・進行は男性と女性で異なる事が分かります。

 

最近ではフィンペシアやエフペシア、フィナロ、フィナバルトなどフィナステリドなど男性型治療薬のジェネリック医薬品を個人輸入で手に入れる人も増えいますが、行こう成分の配分量や、副作用に関してなど全て自己判断、自己責任になる為、注意が必要です。副作用が何らかの形で出た場合の不安感や、治療の継続有無などは個人で解消出来るものでは無いので、そういった観点からもしっかりと医師のいる病院で治療することがおススメといえます。

 

また、最近では日本のファイザー株式会社がフィナステリド錠のジェネリック医薬品の発売を決めたこともあり、今後は病院での治療も多少安価になることも期待できますので、敢えてリスクを冒して個人輸入に頼ることも無いでしょう。2015年の4月7日前後から各病院で処方が開始されるようです。

 

なお、別ページでも紹介していますが、女性も薄毛に悩む方が近年増え始めており、女性男性型脱毛症(Female AndroGenetic Alopecia)の略称でFAGAと呼ばれています。加齢によって女性ホルモン(エストロゲン)が減少し、男性ホルモン(テストステロン)が増加することでホルモンバランスが崩れ、同様のメカニズムでAGAの症状が女性にもでてしまう症状です。病院ではプロペシアの処方は禁止されてりますので、ミノキシジルを中心とした「ロゲイン」「パントガール」「パントスチン」などの薬が処方されるケースがあります。FAGAも病院でしっかりと治療することが出来ますので安心して相談して下さい。

 

AGA治療の専門の病院では、基本的に診察前に無料のカウンセリングが行われています。診察前にカウンセラーにその病院の治療の方針や費用、自分の薄毛の症状などを相談した上で、本人が通院を希望した場合に医師の診察に進むという流れが一般的です。そして医師の初診から費用が掛かるケースがほとんどですので、抜け毛が気になり始めたら、まず気軽に病院に相談するのが得策かもしれません。なおこちらのAGA治療専門病院の銀座総合美容クリニックでは、日本で初めてAGA治療効果測定法である「メディカルボールドスケール法(毛量変化測定)」を用いた治療の効果測定を実施しており、写真から毛量を数値化し、感覚では無く数値データとして髪が「増えている」「減っている」という理論的な治療を受けることが可能です。

 

男性型脱毛症についての正確な知識を認識した上で、適切で良好な治療を長期的に行う事により、改善する事が難しいとされていた問題を解消する事につながるので、社会的な影響を受けていた事による精神的なダメージを解消する事が出来ます。

 

ただ、頭髪は時と共に自分の中の価値観は変化していきます。20代で彼女をこれから作って、楽しい大学生活を送りたいと思っている時と、50代で既に結婚し子ども何人もいる時では1本の髪の毛の価値は違いと思います。また、社会から見た価値観も変化し、20代で髪が薄いと周りから馬鹿にされたりするケースもありますが、50代で髪が薄くても、周りで薄毛を気にする人は非常に少ないでしょう。

 

自分の頭髪の価値感、社会の価値観をしっかりと考えた上で、治療費用や毛量のゴールをしっかり定めて、病院で治療を開始することも非常に重要では無いかと考えます。

女性が発症する男性型脱毛症(FAGA)とは

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近年では良く耳にするようになった男性型脱毛症(AGA)は、その名称からも、男性しか発症しない薄毛の症状であると考えている人は少なくありませんが、実際には女性でもかなりの割合で同じ原理から薄毛や抜け毛が進行しており、男性のAGA(androgenetic alopecia)と区別してFAGA(Female androgenetic alopecia)と呼ばれています。

 

FAGAとは日本語で女性男性型脱毛症といい、一般的な加齢やストレス、ホルモンバランスなどによる抜け毛とは異なり、男性に見られるAGAと良く似た症状が起こります。具体的には、若い年代でも発症するケースが多く、ホルモンバランスの乱れが大きな原因となっているために一時的なものでもありませんし、びまん性脱毛症や分娩後脱毛症などとは異なりますので、検査をすればどちらかが判断できます。ただ、男性とは異なるところもあり、AGAの場合には生え際から交代しながら薄くなっていくというパターンが多いですが、こちらは主に頭頂部や前頭部の髪の毛が細くなっていくという特徴があります。いずれの場合でも、ヘアサイクルが乱れて抜け毛や薄い髪の毛が増えてくるのが大きな兆候となっていますので、これまでよりも細い抜け毛が増えてきたと感じたときには、早めにAGA専門のクリニックで相談をしたほうがよいでしょう。

 

男性型脱毛症の進行はハミルトンノーウッド分類と呼ばれる図式で分類されますが、FAGAはルードウィッグ型、クリスマスツリー型が追加され、その進行パターンは男性よりも多様化していきますが、基本的には前頭部、頭頂部、中央の分け目という具合です。

 

この症状のメカニズムは、ホルモンバランスの乱れがきっかけとなっており、発毛や育毛を促進させる女性ホルモンの分泌量がストレスや加齢、乱れた食生活や生活習慣などが原因で減少した結果、髪の毛の成長が正常に進まなくなる上、男性ホルモンの分泌量が増加して毛乳頭に入り込むことで、別の物質に変化して、髪の成長や発毛を阻害し、ヘアサイクルの周期を大幅に短縮させるといったものです。これによって、本来限りがあるヘアサイクルの回数が短時間で終了してしまい、後生えてこなくなってしまいますので、AGAによる抜け毛の増加の場合には、できるだけ早期治療をすることが重要といわれています。とはいえ、男性の薄毛の悩みは9割が「男性型脱毛症」といわれていますが、女性は薄毛の原因や症状のパターンが非常に多く、素人判断では脱毛のパターンだけでは他の脱毛と区別がつきにくい為、まず専門医のところでカウンセリングや検査を受けてから、その症状に即した治療を受けたほうがよいでしょう。

 

AGAの治療の場合には、基本的にプロペシアという飲む育毛剤を服用しており、テストステロンが5α還元酵素によってジヒドロテストステロンに代謝されるのを阻害し、ヘアサイクルを正常に戻す働きがありますが、妊娠や出産、生理周期などに影響を及ぼす可能性がありますので、FAGAの治療には世界的に女性の服用が禁止されており、日本でも一切使用されません。ただ、ミノキシジルという塗り薬は頭皮の環境を改善させて、発毛しやすくする効果がありますし、ホルモンにも影響を与えませんのでFAGAの治療でも使われています。男性は個人輸入でプロペシアをクリニックを通さずに購入しているケースもありますが、女性は前述したように原因や症状などが複数パターンある為、自己判断ではなくクリニックの指示に従うほうが安心、安全な対策をとることができます。

 

なお、クリニックでの治療は自由診療になりますので、通常の通院よりもかなり高額になります。まだ抜け毛がそれほど気にならないという段階の内は、市販のヘアケア製品を使ったり、ホルモンバランスを整える効果のあるサプリメントを服用するなどの対策で様子を見ることもできますが、ヘアサイクルが著しく短くなった場合には、将来的に治療をしても効果が現れなくなる可能性がありますので、できるだけ早めにしかるべき治療を受けることをお勧めします。クリニックでの治療も研究が進められており、近年では再生医療の導入で発毛率が高く、治療を中断しても抜け毛が進行しない方法なども用意されるようになりましたので、それほど心配する必要はありません。

 

また、最近では銀座ACCクリニックなど女性の薄毛を専門的に取り扱う病院も増えてきましたので、「男性と同じ髪の病院にいくのは一目が気になって1歩踏み出せない」という場合には、積極的に利用していきましょう。

男性型脱毛症のヘアサイクルを考慮した早期治療とは

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AGAと呼ばれる男性型脱毛症の治療は、できるだけ早いうちに始めた方がよいといわれていますが、その理由について知っている人はそれほど多くないものの、これ自体は医学的な見地や男性型脱毛症のメカニズムから考えても間違いはありません。なぜ早い段階がよいかというのは、AGAがヘアサイクルを乱れさせることによって薄毛を進行させていると考えると理解できるでしょう。

 

そもそも、AGAになる人は男性にも女性にも見られますが、全体的には男性が多くなっており、それは男性ホルモンと女性ホルモンのホルモンバランスの乱れが大きな原因となっていることであるといわれています。その結果、男性ホルモンが毛髪に侵入して別の物質に変化して、ヘアサイクルを乱れさせたり、毛髪の成長や再生を妨げ、抜け毛を進行させたり、いつまでたっても細く抜けやすい毛の状態で留まってしまい、結果的に全体的に髪が細く、抜けやすくなってしまいます。
髪の毛というのは毛母細胞の分裂回数が決まっており、その回数が終了すると毛根が死ぬため、二度とその箇所からは髪の毛が生えてきません。髪の毛はテロメアの働きによって約40~50回分裂したら終了と言われていますが、この回数を終えると毛髪が生えてこなくなり、いくらプロペシアの服用やミノキシジルなどの塗り薬といった、良く知られて折り実績のあるAGA治療をしても、効果が見られなくなります。

 

細胞にはもれなく「テロメア」という細胞分裂の回数が決まっている染色体の末端部にある構造があります。人が死ぬまで成長し続けて5mも大きくなったり、不老不死にならず老いていくのはこのせいです。髪の成長を司る毛乳頭細胞にもこの「テロメア」が存在しますので、凡そ50回前後のサイクルを終えると、そこから髪が生えてくることはありません。なお、この「テロメア」が壊れた細胞の一例としては「ガン細胞」があり、無限に増殖を繰り返し周りの細胞に悪影響を与えていきます。

 

なお、正常なヘアサイクルは2~6年で一周といわれていますが、AGAになった人はこのサイクルが極端に短くなり、半年から一年でその周期を終えてしまいますので、通常よりも短期間で薄毛の治療の効果が見られなくなるということにも着目しておかなければなりません。仮に半年で40サイクルを終えてしまった場合には、AGAが進行してから20年程度で毛髪が生えてこなくなるということになりますので、男性型脱毛症(AGA)は早期治療が必要といわれているのはこの為です。これがAGAが進行性の薄毛だといわれている理由でもありますが、早期治療とはいえ、気軽に治療が受けられる金額でもありませんし、クリニックの数も一般的な病院に比べるとかなり少なくなっており、色々な理由から後延ばしにしてしまう人が多いことも現状です。

 

そして数千円で手軽に手に入る育毛サプリやスカルプシャンプー、育毛剤など医学的な薄毛改善のエビデンスの一切無い商品の広告に乗せられて散在してしまうケースが非常に多くあります。ただ、育毛剤の中でも大正製薬が発売しているリアップに関してのみ「ミノキシジル」という医師が認めた発毛効果のある有効成分がふくまれていますので、薄毛改善の期待が出来ます。ただ、OTC医薬品で値段も7,000円前後と高額な事を考えると、病院で内服薬で治療をした方が確実でしょう。

 

AGAを発症した年齢で見てみると、男性ホルモンの分泌量が減少してくる40代以降は、ホルモンによる髪の毛への阻害物質が作られにくくなりますので、様子を見ながら通院するのも良いでしょう。しかし、逆に20~30代のホルモンの分泌が活発な世代からAGAにかかってしまうと、サイクルの短縮化も年長の人よりも速く行われることになりますので、結果的に若い年代で抜け毛が酷くなってしまう危険性があり、若いから治療は後に伸ばしても大丈夫ということにはなりません。そのため、20~30代の若い年代でAGAの傾向が見られるようになった人は一度クリニックで検査をして、適切な治療を受けてサイクルを正常に保った方が良いですし、ある程度ホルモンの分泌が抑えられる40~50代になってから気になりだした人は、治療自体のコストとその効果を天秤にかけてクリニックに相談に行ってみるというのもよいでしょう。

 

上記の様に一般的な病気とは異なり、男性型脱毛症(AGA)の場合にはホルモン分泌が活発な若い世代の内に早期治療をしたほうがよいというのは、それなりの理由があります。

 

男性型脱毛症(AGA)治療は自由診療になりますので、年間で考える数十万~100万円超の費用負担になってしまいますが、時間は巻き戻せないことを考慮すると、できるだけ速やかに治療を受けに行くとよいでしょう。なお、カウンセリングだけならば病院によっては無料か数千円程度ですみますので、気になり出したら一度相談に行ってみて、詳しい話を聞いてみましょう。

ミノキシジルとはリアップに代表されるAGA男性型脱毛症の治療薬

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ミノキシジルとはAGA男性型脱毛症の治療薬として有名であり、日本では大正製薬からリアップという治療薬で販売されており、海外ではファイザー社が開発している薬で世界的にも人気の男性型脱毛症治療楽として知られています。輸入代行業者を仲介することで日本でも購入することができますが、リアップの場合は現時点では薬事法の関係でOTC医薬品として薬局でしか購入は認められていませんので、購入したいのであれば、薬局に行くかインターネット上の輸入代行業者に依頼して購入することになりますので、自分でよい方法を選択しましょう。

 

このミノキシジルと呼ばれる薬品は主に血管拡張剤として薄毛に悩む人に利用されており、もともとは血圧が高い人のために治療薬として降圧剤として使用されていましたが、使用していた患者さんの体毛や頭髪の毛が生え濃くなってきたことにより、発毛剤として更に研究開発が進みミノキシジルはAGAでも利用されるようになりました。このミノキシジルを用いることで毛母細胞の活性化を行うことができ、毛髪が成長すために欠かせない栄養を毛根に届ける役目や成長因子(グロースファクター)という髪の成長を促すたんぱく質の分泌促進を担うことになりますので、薄毛に悩む人には欠かせない外用薬になっています。

 

また、男性型脱毛症(AGA)の治療専門の病院のみミノキシジルの経口薬を処方しており、一度お医者さんに診てもらい診察を受けた後で使用することが重要になります。特にリアップなどの皮膚からの薬剤の吸収率は非常に低いのですが、経口からの薬の吸収率は高く薬剤の血中濃度は比較にならない為、非常に発毛の効果が経口薬は優れています。しかしながら、その反面副作用の危険性もあり、まれに重篤な副作用になることもありますので、持病がある人などは必ず主治医に相談してから使用することが推奨されている薬になります。

 

一部輸入代行業者によって購入することが可能になっていますが、副作用や危険性に関しては誰も責任を持ってくれませんし、そもそも自分にとっての適切な薬剤濃度も分からない状態での個人輸入が危険以外の何物でもありません。

 

なお、ミノキシジルは初期脱毛を起こすことが多いという症例が数多くあります。しかしこの初期脱毛ですが心配する必要がないものであり、これからしっかりした発毛のために仕方ない脱毛になります。基本毛髪というのは成長期間が3~5年と言われておりその生涯を終えたら生え変わるための作業をすることになりますので、男性ホルモンの影響などを受けて男性型脱毛症にかかった毛髪は成長しにくくなりますので、成長をする前に抜け落ちてしまうのです。ミノキシジルを使用して成長させようと毛母細胞に働きかけることで成長を促進することになり、その前に男性ホルモンの影響を受けた細胞は次の成長する毛髪のために抜け落ちることになりますので、初期脱毛は仕方がない症状になりますので心配する必要はありません。逆にミノキシジツの効果が効いているというポジティブな捉え方も出来ます。しかしながら、発毛を期待して髪が多く抜けるのは精神衛生上良いことではありません。そういった場合には医師のメンタルケアやミノキシジルの濃度調整で十分カバーできます。

 

男性型脱毛症というのは根治出来る病気ではなく、薄毛の症状を改善する対処療法です。ミノキシジルで満足した髪が生えても男性型脱毛症の症状が出やすいという体質は変わりません。髪のボリュームに満足して薬を辞めても、また数年たつと脱毛の症状が現れますので、そうなった場合にはまた薬の服用が必要になります。そう考えるとミノキシジルなどの内服薬は人生において、長期的にお世話にならなければならない可能性があります。そう考えるち先ほど述べた海外業者の個人輸入代行業者に依頼することでこの薬を購入することもでき、そして非常に安い価格で手に入れることができますが、リスクや副作用、メンタルケアなどは無く、万が一何はあった際にはたった1人でその悩みや責任を抱え続けることになります。長い付き合いで安心・安全に男性型脱毛症(AGA)治療を行うのであれば病院に相談しましょう。

フィナステリドとは5α還元酵素阻害剤で男性型脱毛症や前立腺肥大症の治療薬として広く一般に用いられている薬です。

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男性型脱毛症(AGA)や前立腺肥大症を発症した男性が、薬物療法によって治療を行うことを選択した場合、これらの症状の進行を抑える目的でしばしば使用されるのが「フィナステリド」と呼ばれる医薬品です。では、フィナステリドとはどのような作用を示す物質であり、どのような効果を持つ物質なのでしょうか。

 

フィナステリドは5α還元酵素阻害剤に分類される医薬品の成分の一つです。フィナステリドの作用について知るためには、まず男性型脱毛症や前立腺肥大症がどのようなプロセスで発症していくかを知る必要があります。人間の体内には、身体の成長に非常に重要なテストステロンと呼ばれる男性ホルモンが存在しています。このテストステロンは男性の場合睾丸で95%、副腎で5%が生成・分泌されて、血液を通って体内を巡ります。なお、テストステロンは男性ホルモンという名前ですが、女性にFAGAという薄毛の症状があるように女性体内でも成・分泌されており、女性の場合は卵巣や副腎で凡そ男性の1割程度の量のテストステロンが生成されています。なお、男性の場合は20歳前後でテストステロンの生成・分泌量のピークを迎え、その後は徐々にその分泌量が減少していきます。

 

この男性ホルモンは5α還元酵素と結合してジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる男性ホルモンをつくり出します。ジヒドロテストステロンは前立腺や男性器の発達に大きく関係のある男性ホルモンですが、産生量が過剰になると、前立腺が過度に肥大化して尿道を圧迫するようになったり、頭部の毛乳頭細胞にあるアンドロゲン受容体と結合することでヘアサイクルが乱れ、髪が軟毛化し正常な髪の成長が妨げる作用を引き起こすようになります。尿道の圧迫が長期化すると前立腺肥大症の症状が発現し、排尿障害が起きたり、残尿感が残るようになり、最悪の場合は尿道が閉塞されて尿が全く出ない事態になります。毛髪の成長が妨げられることで細くて短い髪が生成されやすくなって抜けやすくなり、だんだん毛髪の密度が低くなって薄毛の症状がはっきりと自覚できるようになり、AGAの発症に気がつくことになります。

 

フィナステリドを体内に投与すると5α還元酵素の働きを阻害して、テストステロンが代謝されてジヒドロテストステロンになる過程をブロックすることで産生量を抑制し、これによって肥大化した前立腺を縮小させて尿道を圧迫から解放します。また、頭部についてはAGAの症状の進行を遅らせます。ただし、即効性は無く、フィナステリドの投与の効果が確認されるまでは、医薬品の製品の種類によるものの、3~6ヶ月程度は連日投与を続けなければならず、効果を継続させるためにはさらに長期間の連日投与が必要となります。その理由としてはフィナステリドは「血中濃度が24時間でほぼ0」になり、フィナステリドを飲んで24時間で成分の大部分が体外に排出されてしまうため、持続的な効果を得る為にはフィナステリドは毎日飲む必要があるということです。

 

なお、5α還元酵素にはⅠ型とⅡ型の2種類がありますが、男性型脱毛症(AGA)を引き起こす仕組みには、頭皮に多く存在するⅡ型が大きくかかわってるとされ、フィナステリドは5α還元酵素Ⅱ型の代謝を主に阻害します。なお、5α還元酵素のⅠ型は全身の体毛に存在することから男性型脱毛症(AGA)との関連性は低いと考えられています。フィナステリドは肝臓で代謝される成分であるため、重い肝機能障害を持つ人や、血液検査で肝臓の数値に異常が見られる人に対しては投与が行われないほか、使用者の中には連日の服用によって胃部不快感や性欲の減退などの副作用が起こる可能性があります。外国ではフィナステリドが投与されている患者に勃起不全の症状が発現したという報告があり、フィナステリドとの因果関係は不明であるものの、アメリカのFDA(食品医薬品局)はメルク社に対して製品の添付文書に注意事項として追加するよう要請しています。

 

ただ、臨床試験のデータからは、フィナステリド1mgの副作用に関しては「胃部不快感・性欲減退6%」とプラセボ(偽薬)の臨床試験のデータとほぼ同様であり、データ上副作用の危険性というのは極めて低い。また、フィナステリドは性欲を司るテストステロンの生成・分泌を抑制する効果は無い為、理論上は性欲減退の副作用は発生しないはずである。

 

とはいえ万が一、副作用を感じる場合には直ぐに服用を中止して下さい。プロペシアの有効血中濃度のデータから、服用してから約24時間で凡その成分は体外に排出されますので、24時間以降に副作用の状況がどうなるかで、フィナステリドとの因果関係がある程度把握できるはずです。フィナステリドが含有されている医薬品の種類は多く、男性型脱毛症の治療薬としては、メルク社が開発して、日本ではメルク社の日本法人であるMSD製薬が製造・販売しているプロペシアをはじめとして、このジェネリック医薬品にあたるフィンペシアやエフペシア、フィナバルド、ハリフィンといった医薬品がよく知られており、前立腺肥大症の治療薬としては、メルク社が開発しているプロスカーや、そのジェネリック医薬品であるフィンカーがよく知られています。

 

本来はプロペシアの特許は2019年頃まで保持される為、他社がフィナステリドを有効成分とした薄毛治療薬を作ることは出来ませんが、インドでは国内の法律上その特許を守る義務が無く、完全な無法状態である為にシプラ社やインタス社などインドの会社がジェネリック医薬品を多種販売しています。

 

なお、2015年2月20日にファイザー株式会社がフィナステリド錠の後発医薬品(ジェネリック医薬品)の製造承認が得られたと発表があり、今まではインドの製薬会社を中心としていたフィナステリド錠が日本では出回っていましたが、高品質の国産品の登場でまたユーザーの選択肢が広がることになります。※ファイザー株式会社のフィナステリド錠(後発医薬品)の発売日や価格は未だ未定です。

 

5α還元酵素阻害剤であるフィナステリドの含有薬は、前立腺が肥大化した男性やAGAを発症している男性の多くに対して、治療薬として最初に選択されることの多い医薬品です。ただし、風邪薬や抗ウイルス薬などとは異なり、薬の効果はゆっくりと現れていくものであるため、目に見える形で効果が分からないからといって決して自ら服用をやめることなく、焦らずに服用を継続していくことが重要です。最低でも6か月程度は連続して服用することが大切です。

男性型脱毛症の原因となるジヒドロテストステロンとは

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若年および壮年期の男性で薄毛や脱毛について悩んでいる方や、自分は遺伝のせいだから脱毛は仕方のないことなんだとあきらめている方がいますが、そうではなくて治療可能な病気が潜んでいるせいかもしれません。AGAつまり男性型脱毛症は頭皮の清潔などの毛根環境ではなく、男性ホルモン(テストステロン)が原因となって引き起こされます。男性ホルモンといわれるアンドロゲンと呼ばれるステロイド系ホルモンは副腎で作られたデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)5%と精巣で作られたテストステロン95%でほぼなりたっており、AGAの説明の際に頻出されるジヒドロテストステロンとは、アンドロゲンが標的細胞である筋肉や前立腺そして毛乳頭や皮脂腺に到着した後に、5α還元酵素の代謝によって構造を変化させられて産生されます。ジヒドロテストステロンは他のホルモンより数十倍もの男性ホルモンとしての作用を持っていますので、ジヒドロテストステロンへと変換されることにより、男性ホルモンとしての作用である毛髪の発毛・育毛・脱毛のヘアサイクル(毛周期)が早くなり、結果的に脱毛症が発症します。

 

なお、ヘアサイクル(毛周期)が短くなるほど、髪が成長する時間が短くなる為、髪が細く、そして軟毛化していき、最終的には産毛の様な髪の毛しか生えてこなくなります。またヘアサイクル(毛周期)は50回前後でサイクルが終了し、髪が一切生えなくなる状態になります。ここで、毛髪のサイクルが早くなってしまっていることを抑制できれば脱毛症を防ぐことができるとして、アンドロゲンを遮断するもしくは、前出の最も作用の強力なジヒドロステロンを産生させにくする方法が考えられました。アンドロゲン受容体遮断薬は日本では前立腺がんの治療薬としての地位を確立しており、AGAに対する治療薬としては厚生労働省より使用の認可が出ていません。そこで、5α還元酵素を阻害することによりジヒドロステロンを産生させなくすることができる薬剤として、プロペシア(有効成分:フィンペシア)とアボルブ(有効成分:デュタステリド)という内服薬が存在し、それぞれ1日1回を定期的に内服することによって血中濃度が安定し、抗男性ホルモンの効果を得ることができます。

 

では、このプロペシアとアボルブの2種類の薬剤の違いはなにかというと、5α還元酵素にはi型とii型の2種類が存在し、アボルブその両方共をプロペシアは選択的にii型5α還元酵素のみを阻害することで効果を果たすといった違いがあり、i型5α還元酵素は頭皮だけではなくて全身の皮脂腺に存在していますが、ii型5α還元酵素は主に前頭部の毛乳頭に存在しているということが分かっています。ここで登場しましたアボルブという内服薬は前立腺に存在する5α還元酵素を阻害することを目標に使用されています。前立腺での男性ホルモン作用は前立腺を腫大させて前立腺肥大症という病気を誘発させていきます。これまでの試験結果によると、この内服を長期的に継続することによって30g以上あった前立腺の体積が30%程度減少して排尿がしにくいや、尿のきれが悪いといった症状の改善を期待することができるとされていますが、日本の保険制度ではアボルブは前立腺肥大症にしか使用できません。しかし、5α還元酵素阻害薬よ使用することで実際に抗男性ホルモンとしての効果を得ることができることを見ることができています。
そこで、前頭部に多いとされる種類に選択制をもったプロペシアを長期服用することで実際に脱毛を抑えることができるようになっています。2週間の継続内服でジヒドロテストステロンは80%以上低下するとされていますが、内服を中断すると再度元の値まで戻ってしまい、脱毛・薄毛の症状も再発してしまうので継続内服が大切です。最近ではインターネットを用いた個人輸入でジェネリック薬であるフィンペシアを購入することが、容易に可能となっていますが、プロペシアもフィンペシアもともに薬剤の副作用として内服数週間たってから肝機能障害が発症することがあるので、病院で定期的な採血検査のもと使用されることがよいでしょう。

AGA遺伝子検査で解る男性型脱毛症に与える遺伝の影響とは

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男性型脱毛症とは主に思春期以降の男性に生じる物で、具体的には前髪の生え際が後退したり、頭頂部の髪の毛の量が少なくなったりして地肌が見えやすくなる症状の事です。人によって発症の形は様々で、いずれか一つの症状が出る人もいれば、複数の症状が同時に起こる人もいて安定せず、また何もしないでいるとどんどん進行してしまう病気でもあり、その発症の原因は遺伝子や男性ホルモンの影響によるものだと考えられています。

 

まず遺伝の影響とはどのような物かというと、自分に脱毛症が起こりうるかを考える場合、男性に起こる症状であることから父親から受け継がれた物ではないかと思い浮かびますが、男性型脱毛症の場合はそうではなく、実はその原因となっているハゲの遺伝子は母親から受け継ぐX染色体上に存在するのです。つまり父親が禿げていないからと言って自分も安心だと思うのは早計であり、しかし女性は男性型脱毛症にはなりませんから母親の頭髪で判断する事もできません。

 

ここで注目すべきなのが母親の父親、つまり母方の祖父の頭髪で、祖父は母親のX染色体の元とも言えますから、祖父の髪型が隔世遺伝されて自分に影響していると判断する事ができます。一応、X染色体その物は母親にもあり、そこから自分に受け継がれていますから、厳密には隔世遺伝とは言えないかもしれませんが、祖父の頭髪はいつごろから脱毛が発生していたのか、何歳から頭皮が目立ち始めたのか等を知る事によって自分の髪の毛の将来について推測する事は可能です。

 

また、より確実な方法としてAGA遺伝子検査があり、検査キットを用いて自分にAGAの可能性があるのかを調べる事ができます。AGAとはそのまま男性型脱毛症の事で、口の中の粘膜を摂取して検査し結果を伝えてもらう物ですが、キットを自宅に持ち帰って自分で採取、検品を病院に郵送する事で後日結果を伝えてもらう方法もあります。検査結果はCAGリピートの数で判断し、若年性脱毛症の可能性があるか否か、また育毛剤の成分を使った場合に効果があるか否かも判断します。この結果をもとにどの様な種類の脱毛症なのかを解釈し、治療に適した薬を作ったりその他にすべき予防策や治療法があれば教えてもらう事が可能になるのです。

 

ここまで遺伝に関して述べてきましたが、一方で脱毛症が発症する原因は遺伝だけではなく、家族に脱毛症の該当者がいない場合でも起こる可能性があります。その原因がジヒドロテストステロン物質で、DHTとも呼ばれているこれは脱毛部分に多く存在し、そして5α- 還元酵素の力でテストステロンから生み出されることが解っており、毛乳頭に存在している男性ホルモン受容体と結合し、毛髪のサイクルを乱す効果を持っています。これによって薄毛のリスクが高まり、太く長い毛髪になる前に抜け、頭皮が見えたり、本来であれば成長途中の薄い髪の毛しか残らなくなってしまうのです。

 

一般的には遺伝よりもジヒドロテストステロンが原因で発症する可能性の方が高いとも解釈されており、またDHTは脱毛症だけではなくニキビや前立腺肥大等の症状を招く恐れもある為、発生の都度治していくよりは、DHTその物を生み出さないようにする事が一番の対策法とも言われています。病院やクリニックでDHTに有効なフィナステリドを含んだ治療薬を処方してもらう他、食事等の生活態度の改善によっても治る場合があると言われていますから、市販の育毛剤を購入して自分だけで直そうとするよりは、無料カウンセリング等を活用して専門医へ相談し、普段の生活態度を第三者の視点から分析、診断してもらう事で自分に適した治療方法を提案してもらう事が確実でしょう。